エールコーナー

マイクロバス運転手で視覚障害者の送迎をさせてもらいました

 先日、浜松市にある静岡文化芸術大学で行われた
「EYEフェスタin浜松」に静岡からの送迎ボランティア
として参加してきました。

 このイベントは、視覚障害者の福祉機器の展示や、
体験、相談、医療講演で、県内各地を持ち回りで年に
一回開催されていて、私もほとんど毎回、何らかの
形でお手伝いしています。

 今回はこのイベントに参加する視覚障害者の送迎の
ため、マイクロバス運転手をしました。
日頃から応援している就労継続支援B型事業所「視覚
サポートなごみ」利用者の方たちです。
 
 事故や病気で目の障害をもち、一時は生き甲斐を失い
かけたという話を今は明るく話してくれますが、その当時は
私には想像も出来ないような苦しい時期だっただろうと思い
ます。

 先天性の視覚障害のかたもいますが、数年前までは元気
に車を運転したり仕事をしていた人が多いそうです。望んだ
わけでもない障害を抱え、家に閉じこもり涙を流していた頃の
苦悩は計り知れないものだったろうと思います。
 (加齢のため)言うところはいっぱいあっても、健常者である
私の苦しみや悩みなど比較にならないでしょう。
 それでも、日頃のおつきあいの中では、障害者と健常者という
枠を感じさせない明るさと、行動力には感嘆させられます。
 皆さんと知り合い、皆さんの生き方に頭が下がる思いです。

 視覚サポートなごみには、若い方から中高年の方まで、様々な
かたがいらっしゃいます。全盲のかたも弱視のかたもいますが、
皆さんとても生き生きとしています。なごみの職員(職員にも視覚
障害者が3人います)の方々の支援も大きな力ですが、ご本人に
しか解らない苦悩から脱出するためには、それまでの生き方への
切り替えに並々ならぬ努力が必要だったのではないでしょうか。
 
 過去には苦しい時期があっても、今、なごみに来て作業をしたり、
iphoneやパソコンを習い、仲間たちと明るく談笑したり、支えあって
いる前向きな生き方を見ていると、人としての本当の強さと優しさを
考えさせられます。

 

静岡文化芸術大学から見た浜松アクトシティ

最新機器の説明を受け、自分に合った物を探しています。

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